華やかな泡がお洒落なスパークリング日本酒の魅力と贈答用におすすめの”awa酒”10選


華やかな泡がお洒落なスパークリング日本酒の魅力と贈答用におすすめの”awa酒”10選

更新日:2023/04/20


最近人気を集めているスパークリング日本酒。
華やかな泡と、日本酒ならではの甘みや旨み、酸味などをお料理と一緒に楽しむ人が増えてきています。


今回は、そんなスパークリング日本酒の中でも、厳しい基準を満たした『awa酒(あわさけ)』について、おすすめの商品と共にご紹介いたします。

awa酒とは

awa酒(あわさけ)とは、二次発酵による自然な発泡を実現した発泡日本酒(スパークリング日本酒)です。


日本酒というと、乾杯の一杯というよりも食事が進んでいく中で「そろそろ日本酒でも……」というイメージが強く、お祝いの席での最初の一杯はスパークリングワインやビールが一般的です。そんなイメージを一新する新たな日本酒として、華やかかつ繊細なスパークリング日本酒が誕生しました。


和食だけでなく、洋食とのペアリングにも適した「ワイングラスで飲みたい日本酒」という評価が世界でも認められる中、スパークリング日本酒は「AWA SAKE」として認知されるようになり、世界からも注目を集めるようになりました。


世界中の人々に愛される「AWA SAKE」を、日本の誇りをもって届けたい、そんな想いから「awa酒協会」が設立され、品質を維持するための一定の基準を設けました。


この厳しい基準を満たしたものだけが「awa酒」を名乗ることが許されます。

awa酒の基準

awa酒協会が定めたawa酒の基準は下記の通りです。


  1. ⽶、⽶こうじ及び⽔のみを使⽤し、⽇本酒であること
  2. 国産⽶を100%使⽤し、かつ農産物検査法により3等以上に格付けされた⽶を原料とするものであること
  3. 醸造中の⾃然発酵による炭酸ガスのみを保有していること
  4. 外観は視覚的に透明であり、抜栓後容器に注いだ時に⼀筋泡を⽣じること
  5. アルコール分は、10 度以上であること
  6. ガス圧は20℃で3.5 バール(0.35 メガパスカル)以上であること

引用元:awa酒協会公式サイト

簡単に噛み砕くと【厳選した米、米こうじ、水だけを使って、二次発酵により発泡させた、透明な日本酒】となります。

スパークリング日本酒との違い

スパークリング日本酒は、発泡している日本酒全てを指す言葉です。
炭酸ガスを後から注入したものも含まれます。


一方でawa酒は、あくまでも二次発酵による自然な発泡が必須条件となるため、炭酸ガスを後から入れたものはawa酒として認められません。


ワインも同じで、スパークリングワインは発泡しているワインの総称ですが、シャンパンやカヴァなど特有の名称がついたものには、独自の基準があります。


awa酒は、スパークリング日本酒の中でも、特に厳選されたものであり、厳しい基準を満たした最高の発砲日本酒ということになります。

贈答用にawa酒が適している理由

日本酒は、贈答品として人気の商品のひとつです。その中でも特にawa酒は特別な方へのプレゼントや、特別な時の贈り物としておすすめです。
その理由を3つにまとめました。

華やかでお洒落

まず、なんといっても華やかです。
awa酒を召し上がるときは、陶器のおちょこやぐい吞みではなく、是非シャンパングラスやワイングラスを使ってください。


グラスに立ち上る泡は、光を受けてキラキラを輝き、煌めきます。まさにお祝いの席に相応しい素敵な光景が広がることでしょう。


中には、デザイン性の高い化粧箱入りのawa酒もございます。
飲む前から期待感にあふれる日本酒です。

洋食とも和食とも合わせやすい

awa酒は洋食との相性が良いものが多く、フレンチやイタリアンのコース料理にも合わせやすいのが特徴です。


二次発酵による自然な発泡を促したawa酒は、後から甘みや炭酸を足したスパークリング日本酒とは異なり、ドライでキレのある辛口のものも多いです。
お料理を引き立てながら、しっかりと自身の美味しさも主張し、お食事の場を一層盛り上げてくれます。

日本酒があまり得意でない人も飲みやすい口当たり

厳選された米と水を使い、丁寧に二次発酵させたawa酒は、上品で口当たりの良いものが多く、日本酒はあまり得意ではない、あまり飲まない、という方でも飲みやすいのが特徴です。


辛口のawa酒でも、発酵によって口触りがまろやかとなり、更に発泡することでフルーティーな爽やかさを感じられます。また、甘口のawa酒であれば、デザート酒やカクテルのように楽しむことができます。

贈答用におすすめのawa酒10選

七賢『杜の奏』

◎山梨銘醸・11,000円(税込)


白州町の旧家繋がりから生まれた”奇跡の一本”と称される逸品です。
名水と名高く、日本最大のミネラルウォーターの産地である山梨県北杜市白州町には、かの有名なサントリー白州蒸溜所があります。ウイスキー「白州」といえば誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
名水のあるところには名酒が生まれるものです。


このサントリー白州から譲り受けた樽に寝かせて作り出したawa酒が『杜の奏』です。樽でじっくりと寝かせることで味と香りの奥行きと広がりを実現しました。


ジビエ料理、和牛など、しっかりとした個性の立つお肉と合わせると、最高のハーモニーが奏でられます。


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喜多屋『喜多屋スパークリングクリスタル』

◎喜多屋・11,000円(税込)


「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2020」にて、スパークリング部門の第一位となる「トロフィー」を受賞した最高級のawa酒です。
福岡県糸島産の山田錦を用いて丁寧に醸造し、瓶内二次発酵により発泡させることで、芳醇さを引き出しました。
キレの良いフルーティーな酸味は、しっかりと冷やすことで一層香り高くなります。きめ細かい泡が立ち上る様は、是非シャンパングラスで楽しんでいただきたい、そんな魅力の詰まったお酒です。


魚介出汁のお料理との相性が良く、洋食ならばブイヤベース、和食ならば魚介系のお鍋などと合わせると、一層美味しさが際立ちます


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【SNOW

【SNOW ②】魚のポワレアサリのスープ仕立て x 喜多屋クリスタル(海野シェフ)

パリっと焼いたホウボウに日本酒をいれたアサリのスープをかけました。魚でとったお出汁とコクのある深い味わいの日本酒がマッチします。 #魚介 #ホウボウ #アサリ

菊泉『ひとすじ ロゼ』

◎滝澤酒造・9,900円(税込)


非常に珍しいロゼのawa酒です。
葡萄の果実や果皮の色で色付けられるロゼワインとは違い、日本酒はお米をベースに醸造するため、ロゼのスパークリング日本酒はとても希少です。

滝澤酒造は、赤色酵母というものを用いて、淡いピンク色に色づける手法でロゼのawa酒を生み出すことに成功しました。


鮮やかな色味と華やかさは、晴れの日にピッタリです。飲み口は甘く、女性でも飲みやすいため、乾杯の食前酒やデザート酒としてお楽しみいただけます。


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【酒蔵見学

【酒蔵見学 菊泉】ひとすじロゼを醸す滝澤酒造【IWC トロフィー賞】【日本酒】【awa酒】

世界でも有名なワインコンテストIWCのスパークリング日本酒部門でトロフィー賞を受賞したひとすじ・菊泉。一年に一度の菊泉ひとすじのロゼを造る工程を撮影させていただきました。

千代むすび『スパークリングhour 星時⾬』

◎千代むすび酒造・7,777円(税込)


awa酒の泡には個性があります。微細な泡が優しく煌めくものもあれば、大胆に弾ける感覚を楽しめるものも。
『星時雨』は後者のワイルドな泡が特徴で、その名のイメージのように、まるで星が降ってくるように次々に泡が弾けます。
ヨーグルトのような香りが微かに感じられ、甘みと酸味のバランスがよく飲みやすいお酒です。


,p>「永久に変わることのない⼈と⼈の固い結び、絆」を経営理念として掲げる千代むすび。
大切な方への贈り物として、真心を込めて贈りたい逸品です。


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⽔芭蕉『雪ほたか Awa Sake』

◎永井酒造・7,700円(税込)


国際線の空港ラウンジで提供するお酒としても採用された、特別な高級感を醸し出す逸品です。
シルキーな泡は口触りがよく、上品な風味と香りが極上のひと時を演出します。
地元川場村の「雪ほたか」を使い、丁寧にお米の旨みと甘みを引き出し、瓶内二次発酵で優しい泡立ちを実現しました。

桃やマンゴーなど、とろっとした食感の果物と、品のある泡が最高に合います。
パッケージもとてもお洒落な洗練されたデザインで、まさに贈り物に最適な1本です。


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陸奥⼋仙『DRY SPARKLING 2019』

◎八戸酒造・6,600円(税込)


世界酒造ランキングで1位を獲得した青森が誇る八戸酒造が得意とする白麴を用いて醸造したawa酒です。
瓶内二次発酵による自然な発泡が爽やかな酸味を感じさせ、『DRY SPARKLING』という名前の通りドライな風味が特徴です。
甘くないため食中酒としても活躍し、さまざまなお料理とのペアリングを楽しめます。


味の濃いものや揚げ物などと召し上がれば、お酒にレモンを足すような感覚で、ほのかな酸味が後味をスッキリとさせてくれます。しっかりとした日本酒の風味も味わえるため、もちろん食前酒としてシャンパンのようにお楽しみいただくこともできます。


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【Turandot

【Turandot ③】ホタテとズッキーニのとろとろ煮 x 陸奥八仙 DRY8000(脇屋シェフ)

アルデンテに焼いたホタテにズッキーニと卵を絡めました。とろとろとした食感をすっと切ってくれて、魚介の旨みにも寄り添うスパークリング日本酒のDRY8000をペアリングしています。 #魚介 #ホタテ #卵

出⽻鶴『明⽇へ』

◎出羽鶴酒造・5,500円(税込)


秋田県南部の山間部で酒造りをおこなう出羽鶴酒造は、”地元産”にこだわり、地元で契約栽培された酒造好適米「秋田酒こまち」とAKITA雪国酵母を使用して瓶内二次発酵させたawa酒を造り上げました。
澱が生じ、味もぼやけてしまいがちな瓶内二次発酵を経てもなお、クリアな風味を保つ高い技術は、日本酒の「明日へ」繋がるものと言えるでしょう。


キレがあり、ドライな口当たりが特徴で、魚介のパテなどの旨みを増幅させます。
きめ細やかな泡には品があり、お祝いの席での乾杯の一杯に相応しいお酒です。


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天⼭『天山スパークリング』

◎天山酒造・5,500円(税込)


蛍の名水と称される天山の湧水を使い、長時間じっくりと瓶内発酵をさせた1本です。
丁寧に澱引きされた雑味のないドライな口当たりは、スパークリング日本酒ならではの爽快感とキレの良さを感じさせます。


おすすめのペアリングは天ぷらで、油をスッと流してくれるような相性の良さがあります。
楽しいお食事のひと時に、箸も会話も進むよう、是非お祝いの席などにいかがでしょうか。


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南部美⼈『あわさけスパークリング』

◎南部美人酒造・5,500円(税込)


南部美人『あわさけスパークリング』は"SAKE COMPETITION 2018”において2年連続発泡清酒部⾨1位を獲得した、”お墨付き”のawa酒です。


スパークリングワインなどの発泡酒では、後から甘さを添加することがあります。
『あわさけスパークリング』では甘み添加をせずに、米の持つ本来の甘みを引き出しています。
そのため、くどくない爽やかな甘みが広がり、フルーツのような吟醸香が鼻からスッと抜けていきます。

白身魚のカルパチョ(特にサヨリがおすすめ!)などの爽やかなお料理に寄り添い、テーブルを華やかに彩ります。


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⼋⿅『⽩虹(化粧箱⼊り)』

◎⼋⿅酒造・4,950円(税込)


『白虹』とは、白く輝く一筋の輪となって現れる虹で、大変珍しく滅多にお目にかかれないものです。朝霧が出た晴れた空に浮かび上がる幻想的な姿は、どこか温かみと優しさを感じさせます。


二次発酵中にひとつひとつの瓶から澱を取り除くという丁寧な作業工程を経て作られた『白虹』は、その透明感とクリアな飲み口が魅力です。
晴れた空のような爽やかさと、幻想的で儚い白虹のような優しい甘みのバランスが絶妙で、繊細な料理の味を引き立てます。
特にカラスミなどの魚卵との相性が抜群です。


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【Y's

【Y's kitchen ②】黒米と真鯛のサラダからすみパウダーのレシピ x 八鹿 白虹(中江シェフ)

2種類のお米を炊き、昆布締めした真鯛を混ぜ合わせてサラダにしたイタリアンらしいお米のサラダです。上にかけたカラスミが八鹿 白虹のスパークリング日本酒との相性をよりよくします。 #魚介 #真鯛 #黒米

おわりに

厳選されたこだわりの原料を使って、丁寧に時間をかけて二次発酵させたawa酒は、その【繊細さ・華やかさ・美味しさ】で世界からも注目を集めています。


新しい日本酒の世界を切り拓くべく、全国の酒造で酒造りに情熱を注ぐ職人たちが研究と試行錯誤を重ねた結果、生み出されたawa酒。


是非、その魅力を知り、味わって、そして大切な方へのプレゼントとして贈ってみてください。

スパークリング日本酒・awa酒、厳選地酒の通販は吟天へ

豊富なスパークリング日本酒・awa酒、厳選した地酒の日本酒オンラインショップ、吟天。
近年、女性人気も高まっている日本酒のご購入には吟天をご利用ください。
通販での販売に加え、日本酒ペアリング食事会(毎月第二火曜)を主催。
随時開催のフレンチ・イタリアンのペアリング会もございます。
吟天シェフ酒サイトでは、日本酒とさまざまなお料理とのペアリングをご紹介し、
さらに美味しく、楽しい日本酒の世界へご案内いたします。

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