【吟天6月の会】手打ち蕎麦 汐見で和食ペアリングを楽しむ


【吟天6月の会】手打ち蕎麦 汐見で和食ペアリングを楽しむ

更新日:2022/08/19


「体験してもらうことで、20代~30代の若い層にも 日本酒の新たな楽しみかたに触れてほしい、
そして美味しい日本酒の存在価値をさらに高めていきたい。」
ーーそんな想いから代表・小田切が定期開催しているのが
『SAKEペアリングの会(吟天の会)』です。


6月上旬、東京・早稲田のそば店「汐見」さんにて
毎月恒例の吟天の会がおこなわれました。
今回はその模様をお届けします。

東京・早稲田の「手打ち蕎麦 汐見」

日本料理と手打ち蕎麦屋で修行した店主と、若手スタッフがおもてなしする「汐見」。

活気があり親しみやすい雰囲気で、地元の常連さんだけでなく遠方からのお客様も大勢いらっしゃる人気店です。
今年の6月で7周年を迎えられた「汐見」で、
夏にぴったりのお料理とお酒のペアリング会を開催しました。


≪お店情報≫

住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町556松下ビル1階
電話:050-3033-4404
e-mail:waseda.sobashiomi@gmail.com

手打ち蕎麦 汐見 × 日本酒のペアリング

<稚鮎春巻き × 吟天白龍 2021>

ほくほくしていて香ばしさも感じられる稚鮎の春巻きに合わせるのは、 吟天白龍2021(販売時期未定)。


スパークリング日本酒で、甘みはあまり感じられず
シャンパンのようなドライさのあるお酒。辛口が好きな人におススメです。
「料理に合わせるためのお酒」とうたっているように
春巻きのサクサクとした食感とシャンパンのような細かく繊細な泡、
さらに鮎のほろ苦さとドライさが非常にマッチする組み合わせ。


雪のような細かい塩を春巻きにつけてほおばると、
香ばしさと塩の柔らかなくちどけが楽しい一品。


揚げ物にはぴったりのスパークリング日本酒で、
じめじめを吹き飛ばす6月の吟天の会、スタートです。

<赤貝とセロリの和え物 × 真澄 つきこし>

こちらも季節の赤貝とセロリの和え物に合わせるのは「真澄 つきこし」。
江戸時代に行われていた特別なろ過の手法を再現し、
空気に触れさせずにゆっくりと自然に酒を滲み出させた、
ほのかな泡感とふくよかな味わいが特徴の令和の新酒。
いわば、中取りのなかの中取り。贅沢な一本です。


お料理は赤貝と、炙ったホタテ、夏らしさを感じる甘夏で見た目にも美しく
じめじめした梅雨の時期にぴったりの一品です。
赤貝やホタテは噛めば噛むほど甘く、甘夏の甘酸っぱい心地よさと
セロリの夏らしい爽やかさとを一気に味わえます。


お酒は香りおだやか、なめらかでするするとした絹を飲んでいるかのような味わい。
主張せず、お料理を最大限に引き立てるペアリングです。


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<鱧のそばがき椀 × 寒菊 晴日(はれのひ)>

お次のお料理は、鱧のそばがき椀。
わくわくして蓋をあけると、おだしのいい匂いが鼻をくすぐります。
鱧の白にいんげんの緑、マイクロトマトの赤が目にも鮮やかで なんとも食欲をそそる組み合わせ。
このあとのメイン料理に向けて胃を元気にしてくれるような じんわりとやさしい、落ち着く味わいです。


お酒は穏やかながらもフルーティさを併せ持ち、 寄り添ってくれるような飲みやすさがあります。

お出汁を一口飲んでからお酒を口に含むと、まるでだし割のような旨味が広がります。


生酒の微発泡感もあり、日本酒に慣れていないかたでも飲みやすい一本。


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<お造り(メヌケとカツオ) × 陸奥八仙 吟烏帽子(ぎんえぼし)>

続いてやってきたのは新鮮なお刺身。
メヌケもカツオもねっとり濃厚で、舌に乗せるととろけていきます。


そのままでももちろんおいしいお刺身に合わせるのは「陸奥八仙 吟烏帽子」。
それも、ー6℃で3年間寝かせ熟成させたものです。
華やかな吟醸香がありつつも落ち着いているのは、熟成による効果。
本来はお刺身に合わせるには華やかすぎるお酒ですが 寝かせることにより、主張せず旨味甘みは残すことで しっかりと分厚く味の濃いお刺身にも寄り添うペアリングに。


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<鱧の卵 × 栄光冨士 日乃輪>

こちらは汐見さんからスペシャルなお料理として登場した「鱧の卵」。
なかなか味わえない逸品で、なめらかな舌触りが心地よいです。


そこに合わせたのは「栄光冨士 日乃輪」。
なんといっても食用米である山形県産のブランド米『つや姫』を使っているのが特長。
米自体の旨味とキレの良さを感じられるのが特長です。
ふっくらしたつや姫ならではの味わいに合わせた、 ご飯のおかずのようなお料理にピッタリ。


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<甘鯛うろこ焼き × 飛良泉 無農薬米276>

飛良泉の山廃純米大吟醸 生酒。無農薬米を使用した、276本限定出荷のお酒です。
雑味の少ない、透明感のある味わいは山廃造りであることを忘れてしまうほど。


甘鯛のうろこ焼きは、運ばれてきたときの香ばしさと美しいうろこに思わず喉がなります。
箸を入れると、さくっとした感触。
これは丸々かじったほうが歯触りを楽しめると、思い切ってガブリ。,
食感もさることながら、鯛の甘みもしっかりと感じさせ、ほんの少しの塩気がより甘みを引き立ててくれます。


上品な吟醸香と綺麗でスムースな味わいの飛良泉を合わせることで、お料理の良さを最大限引き立ててくれる組み合わせに。
口の中でじんわりと広がる米のうま味と、甘鯛のおいしさが非常にマッチします。


▼吟天で取り扱う山廃は、山廃を感じさせない、お料理に合わせることを前提にしたラインナップです。ご購入はこちら。


<汐見スペシャル 北海道産毛ガニと塩水ウニの手巻き寿司 × 吟天blanc 2021>

ミョウバン不使用の塩水ウニはまったく臭みもなく、とろけるおいしさ。
それだけでも贅沢なのにカニといっしょに手巻き寿司にして口に運ぶと 幸せがなんとも渋滞しそうな一品です。
そこに合わせる吟天blanc2021(販売時期未定)。


ワインが苦手な海鮮にも合わせられる懐の深さをもつのが日本酒の特長です。
かつ、白ワインのような酸味もあり、 甘さを感じさせないのど越しの良さも併せ持つため、ワイン好きにもおすすめしたい一本。


「吟天blanc」を-6℃で半年ほど熟成させ、 従来の「吟天blanc」と比較して今回は少しまろやかに仕上がりました。

<天ぷら × HINEMOS SHICHIJI>

時間に寄り添い、演出する「HINEMOS」シリーズ。
数あるラインナップのなかでもHINESMOS SHICHIJIはアルコール5%と低いのが特長。
甘酸っぱいフルーツを思わせる味わいです。
低アルコールで微発泡なので、するすると口に運んでしまいます。


アツアツの天ぷらも外はサクッ、中はジューシーでたまらない。
トマトの甘みと酸味や、ナスとズッキーニを噛んだときのじゅわっと感、 そこに合わさった天ぷらのサクサクした食感に HINEMOS SHICHIJIの微発泡な口当たりと甘さが非常にマッチ。
お料理終盤にも関わらず、天ぷらもお酒も思わず進んでしまう組み合わせでした。


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<すだちそば>

手打ち蕎麦「汐見」さんと言えば、やはりお蕎麦。
十割とは思えぬ細くてなめらか、するするとたべやすい手打ちのお蕎麦に 夏を堪能できるすだちがたくさん。


あっさりとした白醤油をベースに、スライスしたすだちの香り、酸味、 ほのかな苦味が夏にぴったりです。
〆でお腹は満たされているはずなのに「おかわりしたい」という声が 参加者からもちらほらと聞こえてくるほどでした。

ラインナップ紹介

六月の吟天の会で登場したお酒は、コースに合わせた6本+スペシャルの2本。
それぞれの特長をご紹介します。

吟天白龍 2021

米・麹・水だけを原料に、シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造ったスパークリング日本酒。
吟天白龍2021は、ミシュランフレンチシェフ・イタリアンシェフと意見交換し、
高級フレンチ・イタリアンのコース料理と最適なペアリングを目指したスパークリング日本酒。
白麹特有のクエン酸によるキリリとした上質な酸味を立たせているのが特徴です。
コース料理のスタートや熱々の揚げ物とのペアリングでお楽しみください。


蔵元 陸奥八仙(青森)


おすすめペアリング:白身魚のフリット・生牡蠣

真澄 突釃(つきこし)

江戸時代におこなわれていた特別なろ過の手法「つきこし」を再現し、 空気に触れさせずにゆっくりと自然に酒を滲み出させる手法で搾った、 ほのかな泡感とふくよかな味わいが特徴の令和の新酒です。


おすすめペアリング:サーモンのレアステーキ

寒菊 晴日

最高級の酒米 山田錦と赤磐雄町のコラボレーションで生まれた、 晴れの日にふさわしい一本。
甘味と深い味わいが融合し、 華やかさが香りフレッシュさに溢れています。
名前のように、おめでたい日に穏やかに寄り添いながらも華を添えるお酒です。


おすすめペアリング:金目鯛のヴァポーレ ビーツのリゾット添え

陸奥八仙 吟烏帽子40

世界レベルで高い評価を受け、数多くの国内鑑評会や 国内外コンペティションで受賞している陸奥八仙。
自社田での米作りにも力を入れ、将来は全量自社田での米作り、 そして酒造りを目指しています。


こちらは青森の県南エリアで開発された、青森県最新の酒米で醸された華やかな一本です。


おすすめペアリング:お刺身

栄光冨士 日乃輪

栄光冨士の製造元である冨士酒造は、山形県鶴岡市大山に蔵を構えています。
米どころ庄内平野で、江戸時代中期から日本一の酒造りを目指し 冨士の名前を冠しています。


山形県産のブランド米『つや姫』の濃密な米自体の旨味とキレの良さを感じられる一本。
米の味わいを楽しめるので、ご飯のおかずのようなお料理にオススメです。


おすすめペアリング:鱧の卵、まぐろの山椒胡麻焼き

飛良泉 無農薬米276

秋田県にかほ市の飛良泉本舗が醸す山廃純米大吟醸。
秋田県大潟村の「みすず農場」さんで丹精込めて育てられた 無農薬の美山錦を使用した純米大吟醸です。


華やかな香りが鼻をぬけ、口にいれると綺麗な味わいが喉の奥までじんわりと広がります。
良質な米の旨味を存分にお楽しみいただけます。


おすすめペアリング:甘鯛うろこ焼き

吟天blanc 2021

―ワイン好きを唸らせる、純米吟醸―


醸造に白麹を使い、アルコール発酵の過程で生まれるクエン酸が利いた酸味を立たせたドライな純米吟醸。米の白麹を原料にしながら、甘さを感じさせない喉越しの良いサラッとした口当たりで、ワイン好きも満足できる一本です。
蔵元  陸奥八仙(青森)


おすすめペアリング:魚介を素材にしたフレンチやイタリアンなど

HINEMOS SHICHIJI

甘酸っぱいフルーツを連想する香り。発泡性があり、シュワシュワとした爽快な口当たり。
口中には優しい甘味や旨味が広がり、炭酸ガスが味わい全体を引き締め、後味は軽やかでドライな印象。
喉を潤し、胃腸を刺激し、食欲を掻き立て、まさに楽しいパーティの始まる乾杯の一杯に。


おすすめペアリング:夏野菜の天ぷら、フルーツを使った前菜など

SAKEペアリングの会への想い

代表・小田切の想いはいつも「第一は料理に合うお酒」。


鑑評会で賞をとるお酒ももちろんおいしいですが、 お酒だけで楽しむだけではもったいない。
吟天では、食を存分に堪能できるお酒をメインに取り揃えています。
お料理に寄り添い、引き立て、食卓で一緒に楽しめるお酒です。

SAKEペアリングの会へのお誘い

また、SAKEペアリングの会(吟天の会)は毎月第2火曜夜の定例会のほか、 ミシュランスターホルダークラスのシェフとのコラボ企画などを不定期で開催中です。


開催情報は随時Facebookにて発信しております。
皆様のご参加をお待ちしております。


開催情報:Facebook吟天グルメ

ライター紹介

スパークリング日本酒・awa酒、厳選地酒の通販は吟天へ

豊富なスパークリング日本酒・awa酒、厳選した地酒の日本酒オンラインショップ、吟天。
近年、女性人気も高まっている日本酒のご購入には吟天をご利用ください。
通販での販売に加え、日本酒ペアリング食事会(毎月第二火曜)を主催。
随時開催のフレンチ・イタリアンのペアリング会もございます。
吟天シェフ酒サイトでは、日本酒とさまざまなお料理とのペアリングをご紹介し、
さらに美味しく、楽しい日本酒の世界へご案内いたします。

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