創業150年の中山道の地の利を生かし、手作りにこだわった酒造りをモットーとする、菊泉の蔵元、埼玉県深谷市の滝澤酒造。
かつて、深谷は良質な煉瓦の生産地であり、その煉瓦で作られた麹室は保温性・保湿性が高く、繊細な温度管理に適した環境となっています。また、淡麗な口あたりの良い酒に適した荒川水系の伏流水を使用し、地元の風土を生かして酒造りに取り組んでいます。
現蔵元であり杜氏の滝澤英之氏は日々新たな技術や価値観を取り入れながら、酒造りへの研究を重ね、awa酒「菊泉ひとすじ」を醸造。その後、2018年に世界で初めて、淡いピンクの上品な色調を持つ唯一無二のawa酒「ひとすじ ロゼ」を送り出しました。
「ひとすじ ロゼ」のほのかに甘みを連想させる爽やかな香り、イチゴのような甘酸っぱさ、そしてきめ細かい繊細な泡のまろやかな広がりは渾然一体となって口内を潤します。
この甘美な一本は、今までにない日本酒として日本から世界へとその素晴らしさが広がり、2019年Kura Masterで金賞を受賞。さらに、2021年にはインターナショナルワインチャレンジのSAKE部門でゴールドメダルの中でも特に優れた銘柄としてトロフィーを獲得しています。