吟天ペアリング会(第1回 emuN:代々木上原)
2021/12/07
新作発表の解禁を受け、11月19日 emuN(代々木上原)にてペアリング食事会を開催いたしました。吟天ブランド3酒を含む、全6酒の日本酒とフレンチのコース料理とのペアリングのお料理をご紹介いたします。
emuN (代々木上原)
パリの名店で修行し、神楽坂「ラ・コリンヌ」で料理長を勤め上げた、emuNのオーナーシェフ 笹嶋氏。五感による知覚を踏まえて、フレンチの伝統に新しい感性をプラスした温故知新をモットーに、数々の食通を唸らせる料理を作り上げてきました。その感性を日本酒とのペアリングにも遺憾無く発揮し、絶妙な味わいを醸し出してくれます。
<カマスのオードブル〜吟天白龍>
オードブルは 島根県産本カマス 海老芋 ビーツ
宴の始まりは吟天白龍とともに
旬の海老芋を脂がのったカマスで巻き、
たっぷりのジュレといただきます。
吟天白龍の穏やかな炭酸は、カマスの淡白な味を引き立てます。
<青森県産イナダ 新黒海苔 甘海老>
和風食材を豪快にフレンチにアレンジ
新鮮な海苔が甘海老と絡みあう、風味豊かな一品
磯の香りを華想いがさらに膨らませます。
<フォアグラ〜栄光冨士 ZEBRA>
フランス産黒鶏 フォアグラ
濃厚なフォアグラをフランス産黒鶏で包み込み
ジュレとトリュフの香りが溶け合う
2年間氷温熟成したzebra(栄光冨士)のなめらかさが秀逸のペアリングへ導きます。
<タコツブ貝〜真澄 真朱>
柔らく仕上げたタコツブ貝と蕪と合わせた一品
バターが利いたソースに万願寺唐辛子のほんのりした甘味がアクセント。
7号酵母発祥の宮坂酒造より、真朱をペアリング。乳製品を思わせる香りが、バターソースとよく合います。
<魚のメイン 鱸 〜GINTEN blanc>
島根県産鱸 春菊 きのこ
舞茸や椎茸などのたっぷりのきのこと鱸のソテー
春菊の香るソースが深まる秋を感じさせます
きりりと酸のたつGINTEN blancと合わせると、すっきりとした喉越しに食がすすみます。
<鹿ロース〜吟天水龍>
北海道産蝦夷鹿ロース 和栗
蝦夷鹿のローストは和栗と白トリュフを添えて
赤ワインソースと吟天水龍は絶妙なハーモニーを奏でます
肉料理との相性が抜群で、濃厚な味にも合う、力強いスパークリング日本酒です。
ご参加いただきました皆様に、大変ご好評を得たペアリング食事会となりました。第3回目のペアリング食事会は12月9日 サンプリシテ(代官山)にて、開催を予定しております。皆様ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。
笹嶋 伸幸シェフ
1968年茨城県生まれ。パリの「ラングル・ド・フォーブルグ」「ルカ・キャルトン」などを経て、名店「タイユヴァン」ではポワソニエとして勤務する。帰国後、都内のレストランでスーシェフを務め、2004年4月より東京・神楽坂「アグネスホテル東京内レストラン ラ・コリンヌ」にて6年間料理長を務める。2010年6月、恵比寿に現在のemuN(エミュ)をオープン。 2017年10月に代々木上原に移転。
料理人としてモットー:五感による知覚を踏まえて、フレンチの伝統に新しい感性をプラスした温故知新をテーマに日夜研鑽を重ねる。